ナポリから海を挟み、南約30km先に存在するカプリ島にある洞窟。
潮の満ち引きや波模様、天気等の様々な条件がそろって初めて洞窟の入り口が出現する。
狭く、小さい上に洞窟の入り口で素人が入るには非常に危険なため、船頭も兼ねているガイドは国からの認定書を得たものだけが選ばれます。
入り口を超えた先には美しく神秘的に光り輝く蒼の海が広がっており、奥に行くと洞窟内は広くなっています。
また、時折星で満たされた夜空のような色を出すときもあり、この色を見れたものは夜に愛されたものとして、恐ろしい闇から星が守ってくれるという伝説があり、
そこから派生して蒼の洞窟で夜空を見れたものは幸せになれるとされ、結婚式のプランとして誓い合った夫婦が一緒に入っていくこともあります。
もちろん、見れるだけでも幸運の為、幸せではある。
蒼の洞窟が光る原理は、表向きでは太陽光線が透明度の高い海の海底に反射して海中を通過して届くために青く光って見えるとされているが、
実際は底に眠る「魔銀」と呼ばれる特殊な金属物質が存在しており、聖遺物を封印する為の「聖釘」の材料として使われています。
悪用等を防ぐため、加工方法等の情報はローマ神権主義連邦でも上層部の一部しか知らない秘匿情報です。